次期国連事務総長、非公式調査でミシェル・バチェレ氏が首位に (02/11/2025)

次期国連事務総長候補に関する国際メディア「PassBlue」の非公式調査によると、チリのミシェル・バチェレ氏が29%超の票を獲得し、他候補を大きく引き離して首位となった。2位はエクアドルのマリア・フェルナンダ・エスピノサ氏で13.7%、3位にはバルバドスのミア・モットリー氏が8.9%の票を得た。

ミシェル・バチェレ氏はチリの政治家であり、2006年から2010年、そして2014年から2018年まで大統領を務めた。同国史上初の女性大統領として知られ、2013年の選挙では62%以上の得票率で再選を果たしている。これは1932年以来初の再選大統領であり、彼女の政治的影響力と国民からの支持の強さを示している。

今回の調査結果はあくまで非公式なものであるが、国連事務総長選出をめぐる国際社会の関心が高まる中、女性リーダーたちの存在感が一層注目を集めている。

(レポーター 井門孝紀)

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