【セミナー報告】2024年8月30日にオンラインセミナー「紛争影響下における気候安全保障」を開催しました。気候変動は我々の日常生活により深刻な影響を及ぼす要因となっていますが、本セミナーでは特に、気候変動が「紛争」や「平和構築」にどのように関わるかを議論しました。気候変動は紛争の過程に影響を及ぼし、また紛争が環境悪化の一因となっています。本セミナーでは、地球環境戦略研究機関(IGES)の岡野直幸研究員と日本国際平和構築協会(GPAJ)の坂根宏治理事より気候安全保障に関する最新の議論の状況を紹介するとともに、紛争のリスク低減のために気候変動にいかに取り組むべきかについて議論しました。(30/08/2024)

「スーダンのアイデンティティ、民主化と開発プロセス」を発表(7/8/2024)
GPAJ理事の坂根宏治が明石書店から出版される『スーダンの未来を想う:――革命と政変と軍事衝突の目撃者たち』にて、論文「スーダンのアイデンティティ、民主化と開発プロセス」を執筆しました。(7/8/2024)

「40年で最も深刻な人道危機に直面するスーダン」を発表(7/8/2024)
GPAJ理事の坂根宏治が笹川平和財団のサイトに「過去40年で最も深刻な人道危機に直面するスーダン - 停戦と支援再開への道はあるのか?」と題する論文を発表しました。(7/8/2024)

国際文化会館において紛争後の国民社会の和解の経験に関するシンポジウムを行なった。(6/7/2024)
ルワンダ共和国のマリー・クレール・ムカシーヌ大使とコソボ共和国のサブリ・キクマリ大使が、東ティモール民主共和国大使館のセリオ・モリヅ公使と紛争後の国民社会の和解の経験を分かち合いました。(6/7/2024)

GPAJの野口元郎理事がクメール・ルージュ裁判最高審国際予備判事に就任(1/7/2024)
アントニオ・グテレス国連事務総長による指名及びカンボジア最高司法評議会による承認を経て、カンボジアのノロドーム・シハモニ国王は、クメール・ルージュ裁判の最高審国際予備判事に日本の野口元郎氏を任命した。7月1日、同裁判事務局による公式発表を受けて、日本の外務省はこれを歓迎する外務報道官発表を発出した。野口判事は2006年から2012年まで最高審の国際判事を務め、第一事件の控訴審を担当したほか。規則委員会や司法行政委員会の委員を務めた。(1/7/2024)